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加齢黄斑変性症におけるLOC387715の機能に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 20791290
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 眼科学
研究機関独立行政法人国立病院機構東京医療センター(臨床研究センター)

研究代表者

関 麻子  独立行政法人国立病院機構東京医療センター(臨床研究センター), 分子細胞生物学研究部, 研究員 (90455460)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2008年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード加齢黄斑変性 / LOC387715 / 加齢黄班変性
研究概要

○LOC387715の発現検討
20年度に引き続きLOC387715遺伝子由来の蛋白質の検出を試みたが、組織由来(サル胎盤、サル眼)、初代培養細胞(ヒトRPE、サルRPE)及び培養細胞(Y79)を用いたレコンビナント発現系のいずれにおいてもウェスタン解析、MS解析法により蛋白質は検出されなかった。また、培養細胞発現系においてプロテアソーム阻害剤(MG132)を添加時すると蛋白質が検出されたことから、細胞内では蛋白質分解系が関与する翻訳後制御を受けていることが示唆された。LOC387715の蛋白質が検出されなかったため、今年度は計画を一部変更し、以下の内容を実施した。
○LOC387715翻訳のmiRNAによる制御の検討
LOC387715の5'UTRから3'UTRを含む領域をターゲットとするmiRNAをmiRbaseより検索したところ、miR608が同領域に10箇所の結合候補領域を持つことが推測された。培養細胞系を用いたレポータージーンアッセイの結果、細胞内におけるLOC387715配列へのmiR608の結合活性は検出されなかったため、これ以上の検討を中止した。
○LOC387715のRNAとしての機能検討
LOC387715のmiRNAとしての可能性を探る目的で、同遺伝子領域を含む約10Kbpを探索し、smallRNA領域を推測した。2領域について設計したプローブを用いて、ヒトの種々の臓器における発現を調べた。その結果、1種のプローブで胎盤及び眼特異的なシグナルが検出された。LOC387715のmRNAが主に胎盤と眼でRNAレベルの発現していることと一致する。今後同RNAと眼における機能の関係について調べる。

報告書

(2件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (2件)

  • [学会発表] 日本人における滲出型AMDのゲノムワイド相関解析2009

    • 著者名/発表者名
      関麻子
    • 学会等名
      日本眼科学会
    • 発表場所
      東京国際フォーラム(東京都)
    • 年月日
      2009-04-17
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 日本人における滲出型AMDのゲノムワイド相関解析2009

    • 著者名/発表者名
      関麻子
    • 学会等名
      日本眼科学会
    • 発表場所
      東京都東京国際フォーラム
    • 年月日
      2009-04-17
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.kankakuki.go.jp/

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [備考]

    • URL

      http://www.kankakuki.go.jp/lab_c-1.html

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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