研究課題/領域番号 |
20791296
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児外科学
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
森井 真也子 秋田大学, 医学部, 医員 (10375280)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2008年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 胆道閉鎖症 / ヤツメウナギ / アボトーシス / アポトーシス / 細胞培養 / 胆汁酸 / 活性型カスパーゼ3 |
研究概要 |
ヤツメウナギ(Lethenteron reissneri)は、変態期に胆道系が完全に消失する生物であり、形態的類似性から胆道閉鎖症(BA)のモデル動物と報告されてきた。本研究においては分子生物学的手法を用いて、BAおよびヤツメウナギの類似点、相違点について再評価した。2年間の成果として、ヤツメウナギにおける胆管消失がカスパーゼカスケードを介したアポトーシスによるものであること(Morii et. al. 2010 Anat. Rec.)、また近年報告が散見されている通り、BAにおいても胆管上皮細胞のアポトーシスを認めること(Morii et. al 2009 Birialy Atresia)を報告した。この結果からヤツメウナギは胆管消失機序、胆管消失後の胆汁酸代謝機構の2点の解明をもってBAのモデルとなることを結論した。
|