急性腸間膜虚血の腸管VIABILITY評価と救命率向上にむけた治療戦略の構築

• 研究課題/領域番号: 20791328
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 救急医学
• 研究機関: 日本医科大学
• 研究代表者: 白石 振一郎 日本医科大学, 医学部, 助教 (90386243)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 急性腸間膜虚血 / マイクロダイアリシス / NOMI / レーザードップラー式血流画像化装置

研究概要

虚血後の腸管Viability評価と虚血再灌流障害メカニズムの解明に向けた研究で、組織局所の代謝産物の経時的測定が可能なマイクロダイアリシスにより、腸管の虚血およびその程度を腸管表面から的確に低侵襲で測定できた。また代謝産物の推移から組織障害の程度を評価することもできた。この結果から、腸管虚血のメカニズムの解明につながるだけでなく、一度虚血に陥った腸管が最終的に壊死に陥るか、回復するか見極められる可能性が示された。

研究成果

• [学会発表] THE EVALUATION OF INTESTINAL VIABILITY FOLLOWING ISCHEMIA USING MICRODIALYSIS TECHNIQUE (2011)
  • 著者名/発表者名: Shinichiro SHIRAISHI
  • 学会等名: 34th ANNUAL CONFERENCE ON SHOCK
  • 発表場所: Norfolk, Virginia USA
  • 年月日: 2011-06-13
• [学会発表] ラット虚血モデルにおけるマイクロダイアリシスを用いた腸管Viablityの評価 (2011)
  • 著者名/発表者名: 白石振一郎
  • 学会等名: 第26回日本ショック学会総会
  • 発表場所: 浜松
  • 年月日: 2011-05-21
• [備考] 本成果は第26回日本ショック学会総会(2011年5月)および第34回米国ショック学会(2011年6月)に発表予定(accept済)である。