研究課題/領域番号 |
20791333
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
本間 志保 大阪大学, 大学院・歯学研究科, 講師 (40372627)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 三叉神経 / VGLUT / 免疫組織化学 / 機械受容器 / 自由神経終末 / グルタミン酸 / 口腔感覚 |
研究概要 |
小胞性グルタミン酸輸送体(VGLUT)は、興奮性神経伝達物質のひとつであるグルタミン酸をシナプス小胞へ輸送する働きを持つが、近年シナプスの存在しない部位においてもVGLUTの存在が明らかとなりその機能に関して注目が集まっている。本研究では口腔内感覚受容器ならびにそれらの支配ニューロンの細胞体におけるVGLUTの局在を明らかにした。歯髄・歯肉の自由神経終末、歯根膜ルフィニ神経終末・咬筋筋紡錘・口蓋粘膜内のメルケル終末様構造を示す機械受容器においてもVGLUTの存在が確認できた。それらの神経終末にはシナプスを形成しないが、シナプス小胞以外の小胞が多く存在することから、小胞の開口分泌やリサイクリングにVGLUTが関与している可能性が示唆される。
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