研究課題/領域番号 |
20791344
|
研究種目 |
若手研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
|
研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
松本 直行 日本大学, 歯学部, 助教 (20386080)
|
連携研究者 |
小宮山 一雄 日本大学, 歯学部, 教授 (00120452)
我孫子 宜光 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (70050086)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 癌 / リンパ管新生 / 血管新生 / 腫瘍問質誘導 / DNA転写調節 / 転移 / 腫瘍間質誘導 |
研究概要 |
我々は、口腔癌細胞をピストン脱アセチル化阻害剤の一つである酪酸ナトリウム(SB)で刺激し、口腔癌の問質誘導、特に血管ならびにリンパ管新生に関わる候補遺伝子の発現量をRNAとタンパク質レベルで検討した。血管・リンパ管誘導因子であるangiopoietin-2、platelet derived growth factor beta、VEGF-C、VEGF-Dの発現量低下が見られ、SBによる口腔癌間質誘導の抑制が示唆された。興味深いことに、血管誘導因子のVEGF・Aとこれの転写促進に与るCOX-2の発現レベル上昇が見られた。現在、さらにその詳細を検討中である。
|