研究課題
若手研究(B)
象牙芽細胞分化には多くの転写調節因子が関与しているが,象牙芽細胞特異的な分化因子は未だ不明である。本研究では,SUMOタンパク質およびOsterixが幼弱象牙芽細胞で局在を示すが,成熟象牙芽細胞では発現が減弱することを明らかにした。従って,前象牙芽細胞から象牙芽細胞への分化にはSUMOタンパク質およびOsterix発現が必要であるが,これらの発現は象牙芽細胞の成熟化に伴い減少することが象牙質形成において重要であると示唆された。
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