研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,信号処理を応用して表面筋電図がどの程度顎口腔機能を評価することが可能であるのかを検討することである。針電極と多チャンネルアレイ電極で筋活動を記録および加算平均処理することにより,針電極波形に同期した表面電極波形を算出することができた。この波形は筋内の局所的活動が表面筋電図上に如何なる形で反映されているかを示した。これは,表面筋電図から筋内部の活動様相を把握することの可能性を示し,筋電図検査の発展に繋がる。