研究課題/領域番号 |
20791469
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
山添 淳一 九州大学, 大学病院, 助教 (30452717)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2009年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 歯科インプラント / チタン / 水熱処理 / 骨伝導性 / 耐食性 / インプラント / 歯科インプラント学 / ティッシュエンジニアリング / 高耐蝕性 |
研究概要 |
チタン及びチタン合金に0.5%白金を加えることにより機械的強度及び耐蝕性が向上することを発見した。また、チタン及びチタン合金の表面をカルシウム修飾することに成功した。さらに、これらの材料で骨髄幹葉系細胞を用いて、細胞接着性、細胞増殖生および分化能を評価した。その結果、すべての項目において、カルシウム修飾材料の方が優れていた。これらをラットの頸骨に埋入し、骨との接触率を測定した。その結果、カルシウム修飾した材料は飛躍的に接触率が向上し、骨との結合速度も速くなった。これにより、歯科臨床において、インプラントを埋入する際に骨量の少ない厳しい条件のところに、短く、細いインプラントで対応できる可能性が示唆された。インプラント治療において治療期間が長いことが問題となっていたが、骨結合速度が増加することによって、インプラント1次手術後の免荷期間が短縮でき、インプラント治療全体の治療期間が大幅に短縮できる可能性が示唆された。
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