• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

ビスフォスフォネート長期投与による骨髄炎モデルの確立とその骨代謝機構に対する解明

研究課題

研究課題/領域番号 20791494
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 外科系歯学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

今泉 史子  東京医科歯科大学, 歯学部, 非常勤講師 (50397006)

研究期間 (年度) 2008 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2010年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2009年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2008年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードビスフォスフォネート製剤 / 顎骨壊死 / 骨髄炎 / ゾレドロニックアシッド / 破骨細胞 / 骨のリモデリング / ステロイド / 抜歯
研究概要

ビスフォスフォネート製剤は、1975年以降骨粗鬆症治療薬として多用され、本剤は破骨細胞の機能を利用し、骨のリモデリングの回転速度を低下させ、その作用機序から悪性腫瘍の骨転移などに対して有用性が示され治療薬としても使用されている。第1、2世代ビスフォスフォネート製剤は破骨細胞に代謝されることで作用発現する一方、窒素含有ビスフォスフォネート製剤は骨に強固に結合したままで破骨細胞に代謝されにくく、そのために骨に沈着し細胞を傷害する上、その半減期が約10年と長いため、長期間高濃度で作用して、骨への為害性は特に強くなるとされている。2003年以降、米国でビスフォスフォネート製剤の注意すべき副作用として、顎骨壊死が発症したと報告されて以来、2005年5月には米国食品医薬品局は本剤投与患者での歯科口腔外科治療に関する警告を発表した。
近年、本国でもビスフォスフォネート製剤を静脈内投与中、もしくは経口投与中の患者に、抜歯などの外科的処置後に骨髄炎や壊死を発症するとの報告が出てきている。現在、ビスフォスフォネート関連の骨髄炎や顎骨壊死の発症機序に関しては未解明な点が多く、また有効な治療法も確立していない。
そこでビスフォスフォネート長期投与による骨髄炎モデルを確立し、その骨代謝機構に対する解明、観血的処置を施行した際の顎骨の変化について観察した。
今回、ビスフォスフォネート長期投与による骨髄炎モデルを確立するため、BALB/cA Jcl9週令♂マウスにゾレドロニックアシッド(ZOLEDRONIC ACID, DISODIUM SALT 50MGコスモバイオZ623500 TRC)を1週間に一度125μg/kgを皮下注した。
ビスフォスフォネートだけでは骨髄炎は発症しなかったため、ステロイドを併用して抜歯を行い、外科的処置後と同様の状態を作成して骨髄炎の発症の有無を観察しながら高齢化する中で観察を続けていたが、骨髄炎モデルが作成出来なかった。

報告書

(6件)
  • 2011 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2010 実績報告書   自己評価報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi