研究課題/領域番号 |
20791530
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
梯 裕恵 九州大学, 病院・顎口腔外科, 医員 (30452775)
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連携研究者 |
川野 真太郎 九州大学, 病院・顎口腔外科, 助教 (00398067)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2010年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 樹状細胞 / 自己免疫疾患 / 扁平苔癬 / シェーグレン症候群 / 白板症 / 扁平上皮癌 / 免疫療法 / 癌幹細胞 |
研究概要 |
本研究では正常口腔粘膜の上皮幹細胞マーカーであるΔNp63に着目し、口腔扁平上皮癌(OSCC)の発生や分化および増殖にどのように関与しているかについて検討を行い、さらに、樹状細胞を用いた免疫療法につながるターゲットをしぼるための研究を進めてきた。結果、上皮性異形成の程度が重度になるにつれ、ΔNp63の発現が高くなっていたこと、またその発現が高い上皮性異形成はOSCCへと癌化しやすいことから、ΔNp63の発現がOSCCの発生に関与していることが示唆された。また、ΔNp63はOSCC細胞における分化および増殖に関与していると考えられた。
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