研究課題
若手研究(B)
今回の研究では、主に当科において切除し口腔扁平上皮癌および白板症と診断された組織標本を使用し、S100A7マウスモノクローナル抗体を用いて、免疫組織学的染色を行った。S100A7タンパクの発現は認めるものの、口腔扁平上皮癌および白板症ともに発現にばらつきを多く認めた。当初予測した結果とならず、今後は検体数の追加やその他の口腔前癌病変と併せて検討する必要性が考えられた。