研究課題
若手研究(B)
下顎頭の形成を制御するメカニズムの解析は、健常な顎関節の成り立ちを知る上で重要であるが、そのメカニズムの詳細は未だ不明な点が多い。本課題では、膜貫通型糖タンパク質であるOdz3が下顎頭形成において重要な働きを担う因子であると推論し、下顎頭形成におけるOdz3の機能について系統的な解析を進めてきた。これまで得られた結果から、Odz3が下顎頭軟骨の初期分化を制御する因子であることが示唆された。
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Dev Biol. 328
ページ: 315-327