研究課題
若手研究(B)
anti-phospholipid抗体でオプソニン化した酸化LDLは,樹状細胞からのIL-12 p70の産生量をより増加した.また,anti-phospholipid抗体でオプソニン化した酸化LDLにより活性化した樹状細胞は,NK細胞からの早期IFN-g産生を誘導した.本研究の結果より,歯周病患者におけるanti-phospholipid抗体価の上昇が,局所における炎症反応を増強し,ひいては動脈硬化症の進行を促進する可能性が示唆された.