糖尿病ラットモデルにおける歯周組織の骨吸収因子発現の検討

• 研究課題/領域番号: 20791629
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 歯周治療系歯学
• 研究機関: 愛知学院大学
• 研究代表者: 菊池 毅 愛知学院大学, 歯学部, 講師 (40421242)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2008年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 歯周免疫機能学 / 糖尿病 / 歯周病 / Periodontal Medicine / LBP / 骨吸収

研究概要

実験的歯周炎を惹起した糖尿病モデルラットでは,骨吸収量が多く重篤な歯周炎が認められた.この機序としてLBP遺伝子発現の増加により,歯周病関連細菌菌体成分であるLPSの感受性が亢進することが考えられた.また,Th2反応の減弱により,歯周組織の防御機構が低下することが考えられた.これらのことから,糖尿病を併発している患者における歯周病の増悪に関する生物学的メカニズムの一端が示された.

研究成果

• [学会発表] Study of gene expression in gingival tissue of the experimental periodontitis using the diabetic model rats. (2009)
  • 著者名/発表者名: T. Noguchi, K. Soboku, S. Fujita, T. Kikuchi
  • 学会等名: The 95th annual meeting of the American Academy of Periodontology
  • 発表場所: Boston, USA
  • 年月日: 2009-09-14
• [学会発表] Study of gene expression in gingival tissue of the experimental periodontitis using the diabetic model rats (2009)
  • 著者名/発表者名: T.Noguchi, T.Kikuchi etc.
  • 学会等名: The 95^<th> annual meeting of the American Academy of Periodontology
  • 発表場所: Boston, USA
  • 年月日: 2009-09-14
• [学会発表] Study of gene expression in gingival tissue of the experimental periodontitis using the diabetic model rats. (2009)
  • 著者名/発表者名: T. Noguchi, K. Soboku, S. Fujita, T. Kikuchi
  • 学会等名: Europerio6
  • 発表場所: Stockholm, Sweden
  • 年月日: 2009-06-05
• [学会発表] 糖尿病疾患モデルラットにおける歯周組織の遺伝子発現の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 惣卜響子, 菊池毅, 木下幸子, 野口英俊
  • 学会等名: 第51回日本歯周病学会秋期学術大会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2008-10-19
• [学会発表] 糖尿病疾患モデルラットを用いた歯周組織における遺伝子発現の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 惣卜響子(代表)
  • 学会等名: 第51回秋期日本歯周病学会
  • 発表場所: 四日市
  • 年月日: 2008-10-19
• [学会発表] 糖尿病疾患モデルラットにおける歯周組織の遺伝子発現の検討 (2008)
  • 著者名/発表者名: 惣卜響子, 菊池毅, 木下幸子, 野口英俊
  • 学会等名: 第72回愛院大歯学会
  • 発表場所: 名古屋
  • 年月日: 2008-06-01