研究課題
若手研究(B)
実験的歯周炎を惹起した糖尿病モデルラットでは,骨吸収量が多く重篤な歯周炎が認められた.この機序としてLBP遺伝子発現の増加により,歯周病関連細菌菌体成分であるLPSの感受性が亢進することが考えられた.また,Th2反応の減弱により,歯周組織の防御機構が低下することが考えられた.これらのことから,糖尿病を併発している患者における歯周病の増悪に関する生物学的メカニズムの一端が示された.
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