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術後せん妄ケア・アルゴリズムの臨床的有用性に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 20791694
研究種目

若手研究(B)

配分区分補助金
研究分野 臨床看護学
研究機関信州大学

研究代表者

寺内 英真  信州大学, 医学部, 講師 (60377679)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2010年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2008年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード術後せん妄 / アルゴリズム / 周手術期看護 / せん妄ケア / リスク因子
研究概要

本研究の最終目的は、術後せん妄ケア・アルゴリズムの使用により、術後せん妄の発症状況、発症から収束までの状況などの分析から、本アルゴリズムの臨床的有用性について調査・実証することである。また、その得られた結果を、術後患者の看護へ有効に利用するための示唆を得ることである。
術後せん妄ケア・アルゴリズムのケア・セットのプログラム化を行うに当たり、看護師に対する聞き取り調査と調査病棟での実態調査を行なった。術後せん妄ケアの具体的な内容について、1施設での調査を行った結果、A病院では、医師からせん妄出現時の指示をあらかじめもらっておくことや頻回の訪室、センサーマットの使用、ミトンなどの抑制具の使用、観察室への移動など実施していた。これら病院で行われているケア内容と項目を抽出し、文献検討の結果とを分類・分析した。その結果、せん妄へのケアとして有効といわれている具体的なケア内容、および病棟で実施可能なケアを選定し、研究で使用する「術後せん妄ケア・アルゴリズム」の予測項目、ケア・セット(プログラム):案を作成した。このケア・プログラムの作成に際しては、せん妄研究の専門家、臨床のエキスパート看護師などとの意見交換を行っている。
現在、「術後せん妄ケア・アルゴリズム」を実際に使用して、その有用性についての検討を行う施設との最終調整に入っており、実際のデータ収集の準備が行われている。科研費の補助は終了するが、今後もデータを収集し、研究を継続・結果の報告を行う予定である。

報告書

(4件)
  • 2010 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 図書 (2件)

  • [図書] イー・ビー・ナーシング 2010 Vol.10 増刊2号看護のエビデンス"いま""むかし"せん妄の早期発見は,看護師の直感に頼るしかない?2010

    • 著者名/発表者名
      EB NURSING編集委員編, ゲストエディター, 酒井郁子, 寺内英真, 他
    • 出版者
      中山出版
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [図書] イー・ビー・ナーシング 2010 Vol.10 増刊2号 看護のエビデンス"いま""むかし"2010

    • 著者名/発表者名
      EB NURSING編集委員 編, ゲストエディター, 酒井郁子, 寺内英真
    • 出版者
      中山書店
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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