産褥期の母親の出産体験におけるコントロール感覚と自己成長との関連

• 研究課題/領域番号: 20791722
• 研究種目: 若手研究(B)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 生涯発達看護学
• 研究機関: 群馬大学
• 研究代表者: 國清 恭子 群馬大学, 医学部, 講師 (90334101)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2010
• 研究課題ステータス: 完了 (2010年度)
• 配分額: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円); 2010年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 出産体験 / コントロール感覚 / 自己概念 / 産褥早期 / 自己成長 / 質問紙調査 / 産褥期

研究概要

本研究は,産褥早期の母親の出産体験の自己評価は自己成長感など母親の自己概念とどのように関連するかについて,母親のコントロール感覚を要因に加えて検討することを目的とした。日本版HLC(JHLC)尺度を用いて調査した結果,出産体験の自己評価と自己概念とは関連があり,さらに自分自身への帰属傾向がある母親では出産体験の自己評価が高く,自己成長感も高い傾向があるなど,コントロール感覚の傾向により出産体験の自己評価や自己概念に違いがあることが示唆された。