研究概要 |
本研究の目的は,父親の育児行動における実態を調査し,父親の育児参加支援プログラムを開発することであった。父親の育児行動は,子どもの月齢に応じて回数が増えるものと減るものがあることが示された。そして,その変化は子どもの発達の影響を受けることが示唆された。また,父親のsensitivityには父親のわが子への愛着が関連していることが示唆された。これらの結果から,子どもの月齢の早い時期に父親たちが行動レベルで変化すること,そこには父親の心理的な要因影響していることが実証的に明らかにされたといえる。
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