研究課題/領域番号 |
20791776
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研究種目 |
若手研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
地域・老年看護学
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研究機関 | 埼玉県立大学 |
研究代表者 |
関根 正 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (20404931)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2009年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 精神看護学 / 精神障害者 / 社会参加過程 / 主観的体験 |
研究概要 |
精神障害者にとっての入院経験は、長期入院生活を送る上で自己の安定性・肯定性を確保するために必要な【精神科の患者】へと自己アイデンティティを再編成した経験と意味づけされていた。そして、精神障害者にとっての「スティグマ」は自分自身を【精神科の患者】と存在規定したことであり、精神科病院での入院生活が「スティグマ」付与の過程であると示唆された。 また、社会参加過程において感じている「生活のしづらさ」は、自己の喪失感、自己表現の喪失、内なる偏見の存在の3点と考えられた。この3点は精神疾患に由来するというより、精神科病院入院中に形成された自己否定的な自己概念に由来するともの考えられた。
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