研究課題
若手研究(B)
本研究の目的は,高齢者が低照度の室内で臥床した状態から室内を移動する時の視線変化の特性を把握するために,高齢者と若年者で比較することを目的に行った.その結果,高齢者では「前方地面」から「扉のとって」へと視線が変化する傾向がみられた.また,明るい室内より低照度室内では重心動揺が増大していた.バランスを保つ為に必要な視覚情報入手量が減少し,不安定な状況下では移動先でなく,近い距離にある前方地面に視線を集中し目印を目標に移動していることが考えられた.
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