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腸内細菌叢が動脈硬化に及ぼす影響

研究課題

研究課題/領域番号 20800004
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 応用健康科学
研究機関弘前大学

研究代表者

檀上 和真  弘前大, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90463760)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,029千円 (直接経費: 2,330千円、間接経費: 699千円)
2009年度: 1,404千円 (直接経費: 1,080千円、間接経費: 324千円)
2008年度: 1,625千円 (直接経費: 1,250千円、間接経費: 375千円)
キーワード腸内細菌 / 動脈硬化 / PWV / 岩木健康増進プロジェクト
研究概要

近年、生活習慣病が最大の問題となっており、その多くが動脈硬化の危険因子となっている。最近になり動脈硬化を簡便にかつ客観的に評価する方法としてbaPWV(brachial-ankle pulse wavevelocity、以下PWV)が報告されてきている。一方、分子生物学的手法(T-RFLP法、Terminal Restriction Fragment Length Polymorphism)を用いて糞便中における細菌のDNAを識別することで細菌叢の実態を全体的に把握する方法が開発されてきている。本研究では、「岩木健康増進プロジェクト」の一環として青森県の地域住民(弘前市岩木地区)を対象に腸内細菌叢の全体像と動脈硬化の指標としてPWVを測定し、両者の関係を検討することを目的とした。
対象は「岩木健康増進プロジェクト」に参加した岩木地区在住の一般成人の約1000人を対象の中から、20代から80代の各年代それぞれ男女10人ずつを対象とした。
方法は糞便採取(約5g) : (1)便中の種々の腸内細菌から特定のDNA(16SリボソームRNA遺伝子)を取り出した。(2)DNA合成の始点になる分子(プライマー)に蛍光色素を付けて増幅した後、2種類の制限酵素で切断した。(3)DNAには4種類の塩基が並んでおり、制限酵素は特定の塩基の並びでDNAを切断した。切断されたDNA断片はさまざまな長さ(塩基数)になり、各々のDNA断片の量を蛍光の強さとして測ていした。2.PWV測定 : 血圧脈波検査装置(フォルムPWV/ABI、コーリン、東京)を使用する。
現状までに1.糞便採取(約5g)2.PWV測定の測定結果を得ることができた。今後は解析が必要である。

報告書

(1件)
  • 2008 実績報告書

URL: 

公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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