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大卒者の労働への適応に対する課外活動経験の効果

研究課題

研究課題/領域番号 20800043
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 スポーツ科学
研究機関札幌大学

研究代表者

束原 文郎  札幌大学, 文化学部, 講師 (50453246)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
2,119千円 (直接経費: 1,630千円、間接経費: 489千円)
2009年度: 1,092千円 (直接経費: 840千円、間接経費: 252千円)
2008年度: 1,027千円 (直接経費: 790千円、間接経費: 237千円)
キーワード課外活動 / 大卒者 / 就職 / 労働への適応 / 大学教育 / 体育会系 / 教育効果 / キャリア形成
研究概要

本研究は2つのパートに分けられた.一つは課外活動経験が就職に有利となるという観念の一例として「体育会系」に注目し,わが国においてこうした考え方が(1)大正初期から昭和初期にかけ,(2)日本企業が広報と離職防止の意図をもってスポーツ振興を進めた結果台頭したこと,また(3)慢性的な不景気から労働運動が激烈を極める時期にあって,左翼思想への警戒,すなわち思想穏健の代表として出現したことを,当時のビジネス雑誌『実業之日本』の記事を分析して明らかにした.
もう一つは,私立大学卒業生へのアンケート調査から,課外活動経験が現在の職場ならびに転職回数にいかなる影響を及ぼすかを検証した.結果,学校組織内の運動・スポーツ活動に参加したもの(体育会系)は,年収や初職在職期間において他に上回る傾向があることを明らかにした.

報告書

(3件)
  • 2009 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 寒川恒夫=編著『近代日本をつくったからだ』大修館書店

    • 著者名/発表者名
      束原文郎
    • 出版者
      体育会系のからだ――企業が求めた有用な身体:『実業之日本』の記述を手がかりとして
    • 関連する報告書
      2009 研究成果報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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