研究課題
若手研究(スタートアップ)
作用特異性を有するsiRNAと脳指向性を有するRVG-9Rを組み合わせ、これらの複合体による有効なプリオン病治療法の開発を試みた。まず、プリオンmRNAをknock-downするsiRNAを確立した。また、siRNA/RVG-9R複合体は細胞へ移行することが認められた。しかし、この複合体をプリオン感染細胞に処置したが、異常型プリオン蛋白の減少は認められなかった。RVG-9Rの構造最適化により、siRNA/RVG-9R複合体のknock-down効果改善が期待される。
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すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)
Cell Mol Neurobiol. vol.30,No.2
ページ: 247-253
Cell Mol Neurobiol. 30