研究課題/領域番号 |
20800075
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
認知科学
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研究機関 | 独立行政法人理化学研究所 |
研究代表者 |
川崎 真弘 独立行政法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター 脳リズム連携ユニット, 研究員 (40513370)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,341千円 (直接経費: 2,570千円、間接経費: 771千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,781千円 (直接経費: 1,370千円、間接経費: 411千円)
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キーワード | 脳認知科学 / 記憶 / 動機付け / 生理 / 認知心理学 / 認知脳科学 / ワーキングメモリ / 動機づけ / 脳波 |
研究概要 |
認知機能の中枢であるワーキングメモリは、その保持容量に限界がある。本研究では報酬付きの遅延見本合わせ課題遂行時の脳波計測を用いて、限界容量が金銭報酬などの社会性報酬によって増加することを示した。また脳波結果では、報酬がない条件に比べ報酬が多い条件で正解した時に、前頭β波が増加した。これは保持容量に関与する頭頂α波と相関した。以上より、β波とα波が動機づけとワーキングメモリの相互作用を表現していることが示唆された。
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