エチオピアにおける国家と民族関係再考:統合と分離の狭間

• 研究課題/領域番号: 20810030
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 地域研究
• 研究機関: 津田塾大学
• 研究代表者: 眞城 百華 津田塾大学, 学芸学部, 助教 (30459309)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 2,977千円 (直接経費: 2,290千円、間接経費: 687千円); 2009年度: 1,534千円 (直接経費: 1,180千円、間接経費: 354千円); 2008年度: 1,443千円 (直接経費: 1,110千円、間接経費: 333千円)
• キーワード: エチオピア研究 / エリトリア研究 / アフリカ史 / エチオピア / 民族関係 / 近現代史 / エリトリ / アフリカ研究 / エリトリア

研究概要

エチオピアのティグライにおいて1941年以後の帝国再編の中で中央政府の介入が深まり、ティグライ内の階層分化が深化した点が明らかになった。さらに中央政府とティグライの関係の中でエリトリアの政変の影響が色濃いことも明らかになった。エリトリア統合を狙う中央政府がティグライの行政官配置に介入し、またエリトリア統合のための社会運動をティグライのアドワ、アクスム地域で展開した。ティグライを介してエチオピア政府のエリトリアへの影響力の行使が見られた。

研究成果

• [雑誌論文] エチオピアの民衆反乱に対するイギリス軍の空爆 (2009)
  • 著者名/発表者名: 眞城百華
  • 雑誌名: 季刊戦争責任研究 第63号 ページ: 20-28
• [雑誌論文] The Wayyane in Tigray and the reconstruction of the Ethiopian government in the 1940's (2009)
  • 著者名/発表者名: Momoka Maki
  • 雑誌名: in Svein Ege, Proceedings of the 16th International Conference of Ethiopian Studies, Trondheim(Harald Aspen, Birhanu Teferra and Shiferaw Bekele ) ページ: 655-663
• [雑誌論文] The Wayyane in Tigray and the reconstruction of the Ethiopian government in the 1940's (2009)
  • 著者名/発表者名: Momoka MAKI
  • 雑誌名: Proceedings of the 16^th International Conference of Ethiopian Studies ページ: 655-663
• [雑誌論文] エチオピアの民衆反乱に対するイギリス軍の空爆 (2009)
  • 著者名/発表者名: 眞城百華
  • 雑誌名: 季刊戦争責任研究 63号 ページ: 20-28
• [学会発表] Ethiopia and the Second World War: Italian invasion, Liberation and Reconstruction of the Empire (2009)
  • 著者名/発表者名: Momoka MAKI
  • 学会等名: the first Congress of the Asian Association of World Historians
  • 発表場所: Osaka
  • 年月日: 2009-05-30
• [学会発表] Ethiopia and the Second World War: Italian invasion, Liberation and Reconstruction of the Empire (2009)
  • 著者名/発表者名: Momoka MAKI
  • 学会等名: the first Congress of the Asian Association of World Historians
  • 発表場所: 大阪大学
  • 年月日: 2009-05-30