研究課題/領域番号 |
20820005
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
思想史
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
大川 真 東北大学, 大学院・文学研究科, 助教 (90510553)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,925千円 (直接経費: 2,250千円、間接経費: 675千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 思想史 / 国家論 / 近代 / 松平定信 / 天皇 / 幕府 / 寛政朱子学派 / 水戸学 |
研究概要 |
本研究は18世紀後期日本における近代的国家論の誕生を重視し、当該期の徳川政権の中枢を担った松平定信の国家論や政治観を摘出した。著述活動が盛んであった白川藩主時代の著作に注目し、「君民一体」論を中核として国家統合を図っていたこと。また祖先への報恩の強調、官刻孝義録の出版などにより、定信政権は「孝」イデオロギーの強化によって内憂外患を乗り切ろうとしていたなど、新たな知見を提示した。
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