研究課題/領域番号 |
20820007
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
西洋史
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研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
佐藤 猛 秋田大学, 教育文化学部, 講師 (30512769)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,289千円 (直接経費: 2,530千円、間接経費: 759千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,729千円 (直接経費: 1,330千円、間接経費: 399千円)
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キーワード | フランス王権 / 国王裁判権 / 高等法院 / 諸侯国 / 絶対王政 / 国制史 / 上訴 / 諸侯領(諸侯国) / 百年戦争 / フランス王国 / ヴァロワ朝 / パリ高等法院 / 慣習法の編纂事業 / 中央と地方 |
研究概要 |
本研究は、15・16世紀フランス王国において、いくつもの高等法院(王国の最高裁判所)が設立された過程を検討することを通じ、当時の国王支配の特質を明らかにするものである。時々の王権はパリからの距離、王領編入時における当該地域と王権との関係、そして裁判組織に関する在地諸身分の要望などを考慮して、地方高等法院導入の是非を決定した。こうして王は、各地で長い伝統をもつ裁判慣行を維持、調整しながら、統一的な裁判体系の確立を目指したことを明らかにした。
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