研究課題/領域番号 |
20820013
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
河野 龍也 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 助教 (20511827)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
3,289千円 (直接経費: 2,530千円、間接経費: 759千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,729千円 (直接経費: 1,330千円、間接経費: 399千円)
|
キーワード | 近・現代文学 / 国文学 / 日本史 / 文学論 / 美術史 |
研究概要 |
佐藤春夫のジャンル意識とナショナルアイデンティティの形成にとって、1920年の中国旅行は重要な意味を持っていた。日本の軍事筋が握っていた当時の歴史資料を参照することで、春夫の紀行文を客観的に検証し、その成果を中国のシンポジウムにて紹介した。また、春夫の敗戦直後の肉筆資料を分析することで、戦争詩人としてのイメージからいかに戦後社会への適応を図ったのか、そのプロセスを具体的に確認することができた。
|