研究課題/領域番号 |
20820025
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
東洋史
|
研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
三品 英憲 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (60511300)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
3,289千円 (直接経費: 2,530千円、間接経費: 759千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,729千円 (直接経費: 1,330千円、間接経費: 399千円)
|
キーワード | 中国近現代史 / 中華人民共和国 / 中国共産党 / 土地改革 / 国共内戦 / 華北農村社会 / 支配の正当性 / 毛沢東 / 中国史 / 国共産党 / 華北農村 / 面子 / 中国農村慣行調査 |
研究概要 |
本研究では、まず1940年代華北農村における農民の社会関係や価値観を分析した。ここでは、当時の華北農民の規範意識における「面子」観念の重要性を指摘した。つぎに内戦期の土地改革の資料を分析し、共産党のどのレベルの党員も「現実」の解釈権(農民が望んでいることは何か?など)を安定的に持っていたわけではないことを明らかにした。この理解を踏まえ、中国共産党の支配の正当性は、「もっとも正しく人民の意志を理解できる者」としての毛沢東に全面的に依拠していたとする仮説を立て、全国的学会で発表した。
|