1930年前後中国における歴史学の形成:学術の同時代思想史

• 研究課題/領域番号: 20820027
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 思想史
• 研究機関: 福岡教育大学
• 研究代表者: 竹元 規人 福岡教育大学, 教育学部, 准教授 (80452704)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2009年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2008年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
• キーワード: 思想史 / 史学史 / 学術史 / 疑古 / 顧頡剛 / 傅斯年 / 中央研究院 / 文献学 / 民族論

研究概要

1930年前後の中国における歴史学の形成過程について,歴史学と他の学問領域との関係,学術制度と学術構想との関わり,欧米・日本との学術的・思想的同時代性に注目する観点から研究を進めた。現在の中国における中国古代史認識のルーツと言うべき,1930年前後における中国古代史研究の展開について,当時の学術構想・営為を詳しく跡付け分析することで,新たな見通しを示した。

研究成果

• [雑誌論文] 1930年前後中国関於"学術自由"、"学術社会"的思想与制度 (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹元規人
  • 雑誌名: 学術研究 2010年3期 ページ: 14-25
  • 査読あり
• [雑誌論文] 国立中山大学語言歴史学研究所から国立中央研究院歴史語言研究所へ-学術構想, 研究活動と研究人員に関する整理と分析- (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹元規人
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要・第一分冊 59巻 ページ: 65-109
• [雑誌論文] 国立中山大学語言歴史学研究所から国立中央研究院歴史語言研究所へ―学術構想, 研究活動と研究人員に関する整理と分析― (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹元, 規人
  • 雑誌名: 福岡教育大学紀要・第一分冊 59 ページ: 65-109
• [雑誌論文] 1930年前後中国関於"学術自由"、"学術社会"的思想与制度 (2010)
  • 著者名/発表者名: 竹元, 規人
  • 雑誌名: 学術研究 2010年3期 ページ: 14-25
  • 査読あり
• [雑誌論文] 傅斯年の中国上古史研究と民族論・疆域論 (2009)
  • 著者名/発表者名: 竹元規人, 顧頡剛
  • 雑誌名: 中国哲学研究 24号 ページ: 229-250
  • 査読あり
• [雑誌論文] 顧頡剛、傅斯年の中国上古史研究と民族論・疆域論 (2009)
  • 著者名/発表者名: 竹元, 規人
  • 雑誌名: 中国哲学研究 24 ページ: 229-250
  • NAID: 40016947215
  • 査読あり
• [学会発表] 顧頡剛と傅斯年の中国古代史像:その民族論との関わりから (2009)
  • 著者名/発表者名: 竹元規人
  • 学会等名: 中国哲学研究会
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2009-02-19
• [学会発表] 顧頡剛と傅斯年の中国古代史像 : その民族論との関わりから (2009)
  • 著者名/発表者名: 竹元, 規人
  • 学会等名: 中国哲学研究会
  • 発表場所: 東京大学
  • 年月日: 2009-02-19