研究課題/領域番号 |
20820029
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
芸術学・芸術史・芸術一般
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
久木元 拓 首都大学東京, システムデザイン学部, 准教授 (90514092)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,185千円 (直接経費: 2,450千円、間接経費: 735千円)
2009年度: 1,547千円 (直接経費: 1,190千円、間接経費: 357千円)
2008年度: 1,638千円 (直接経費: 1,260千円、間接経費: 378千円)
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キーワード | ミュージアム / コミュニケーションデザイン / コンジョイント分析 / 評価指標 / クロスメディア / メディアコントロール / プロモーション戦略 / アートマネジメント |
研究概要 |
本研究は、わが国のミュージアムに関わるコミュニケーションの諸問題について現状のミュージアム調査により、その実態を定量データにより客観的事実として詳らかにするとともに、先進的な活動内容の詳細をコミュニケーション・デザインの視点から詳細に分析することで、解決すべき課題の正確な抽出と実現可能な解決策について提起するものである。 特に、本研究においてはミュージアムコミュニケーションの新たなアプローチ研究として、チラシやポスター、WEBサイト、ブログ,twitter等の様々なコミュニケーションツールの組み合わせによる効果について、コンジョイント分析による調査、研究を行った。その結果ターゲット別に信頼のおけるメディアや情報を得るタイミングが異なり、それぞれに応じたメディアアプローチの設定方法についての結論を得ることができたと言えよう。 ミュージアムのコミュニケーション・デザインに関する本研究領域は、未だ明確な学問体系の形成が未成熟な状況であり、その新たな体系づくり自体には多くの困難が生じるものである。しかしながら今日のICTの進展に伴うミュージアムのコミュニケーションのあり方をシステムとして捉えるアプローチが現実的な可能性を持つに至った現在、ミュージアムとそれにかかわる人々との関係性について捉えていくのに最適かつ本来的なアプローチとして、本研究の評価手法が、新たなミュージアム評価を考えていく一助となることを期待するものである。
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