研究課題/領域番号 |
20820052
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
各国文学・文学論
|
研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
廣澤 裕介 立命館大学, 文学部, 准教授 (20513188)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
3,393千円 (直接経費: 2,610千円、間接経費: 783千円)
2009年度: 1,599千円 (直接経費: 1,230千円、間接経費: 369千円)
2008年度: 1,794千円 (直接経費: 1,380千円、間接経費: 414千円)
|
キーワード | 短篇白話小説集 / 『古今小説』 / 『警世通言』 / 『醒世恒言』 / 編纂意図 / 読者 / 読み方 / 明代 / 科挙 / 短篇白話小説 / 明代末期 / 収録傾向 / 地域性 |
研究概要 |
中国の明代末期に流行した、当時の口語を元にした文体で書かれた『古今小説』『警世通言』『醒世恒言』という短篇小説集がある。その明代を舞台にした物語を分析して、それぞれの小説集の特徴を指摘した。『警世通言』には明代を舞台にした物語が12篇あり、そのうちの9篇が江南地域と強い関わりが見られ、この傾向はほかの小説にはない。また明代の科挙を題材にした物語で比較すると、それぞれに独特の特徴が見られる。3つの小説集は一つのシリーズと見なされてきたが、その編纂意図には相違があることが分かる。
|