研究課題/領域番号 |
20820065
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本文学
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研究機関 | 松江工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小川 陽子 松江工業高等専門学校, 人文科学科, 助教 (50512266)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 832千円 (直接経費: 640千円、間接経費: 192千円)
2008年度: 1,378千円 (直接経費: 1,060千円、間接経費: 318千円)
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キーワード | 連歌師 / 和学者 / 源氏物語古注 / 物語目録 / 風葉和歌集 / 源氏学 / 一条兼良 / 『源語装束抄并肖柏問答抄 / 有職家 / 『紹巴抄』 / 三条西公条 / 黒川春村 / 『古物語類字鈔』 / 里村紹巴 / 湖月抄 |
研究概要 |
本研究では、近世において王朝物語がいかに読まれたか、特に校合や付注といった研究的態度をもって享受された様相について、人的ネットワークの観点から考究した。中でも中世から近世、近世から近代(明治)という時代の過渡期における具体相に注目し、前者については里村紹巴によって三条西家の注が近世へ、また後者については物語目録作成者(本研究では特に黒川春村に注目した)によって和学者たちの研究が近代(明治)へ、それぞれ受け継がれる様相の一端を解明した。
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