研究課題/領域番号 |
20820071
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
美学・美術史
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構 |
研究代表者 |
土屋 貴裕 独立行政法人国立文化財機構, 東京文化財研究所・企画情報部, 研究員 (40509163)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,925千円 (直接経費: 2,250千円、間接経費: 675千円)
2009年度: 1,365千円 (直接経費: 1,050千円、間接経費: 315千円)
2008年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 美術史 / 日本中世 / 絵巻 / 天狗草紙 / 遊行上人縁起絵 / 是害房絵 / 玄奘三蔵絵 / 伊勢物語絵 / 高僧伝絵 / 祖師伝絵 / 対外観 |
研究概要 |
本研究は日本中世の仏教を主題とする絵巻を対象として、作品とそれをとりまく文化史的背景に着目して分析を進めた。研究遂行にあたっては、絵巻作品の綿密な調査を重視し、仏教絵巻の詞書や図様が何をもとに生み出されたのか、またそれらが他の作品へとどのように受容されたのかを、物語絵や説話画といった多様な物語絵画における表現との比較から検証を進めた。あわせて、仏教絵巻が構築する中世日本の世界観や歴史認識に関しても議論を深めた。
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