研究課題/領域番号 |
20830009
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
小笠原 奈菜 山形大学, 人文学部, 講師 (40507612)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,341千円 (直接経費: 2,570千円、間接経費: 771千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,781千円 (直接経費: 1,370千円、間接経費: 411千円)
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キーワード | 情報提供義務 / 説明義務 / 契約締結過程 / 契約の適正化 / 契約維持 / 瑕疵担保責任 |
研究概要 |
契約交渉過程において不適切な情報が提供された結果、情報を提供された相手方が想定していなかった契約が成立し、その契約に拘束されてしまうことがある。その際に、契約関係からの離脱を認める方向での解決は検討されているが、契約関係を維持した上で相手方が望まなかった契約の適正化を図る方向での解決の検討は不十分である。相手方が想定していた契約から生じる効果を導き出すことができないのか、その場合にはどのような制度が用いられるのか、統一的な効果を導くことは可能なのか。これらの点に関し、情報提供義務を中心に、とりわけ、情報提供義務の向けられている方向とその義務違反の場合の効果という視点に重点をおき、検討を行った。
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