研究課題/領域番号 |
20830022
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
村上 あかね 東京大学, 社会科学研究所, 准教授 (20470106)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,094千円 (直接経費: 2,380千円、間接経費: 714千円)
2009年度: 1,222千円 (直接経費: 940千円、間接経費: 282千円)
2008年度: 1,872千円 (直接経費: 1,440千円、間接経費: 432千円)
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キーワード | リスク社会 / ライフコース / ライフイベント / 家族ストレス / 縦断的データ / パネルデータ分析 / 消費生活に関するパネル調査 / 家族と職業 / パネル調査 / 出生 / 離婚 / 失業 / 家族ストレス論 / ライフコース論 / 家族・親族・人口 / 階級・階層・社会移動 / 社会調査法 |
研究概要 |
本研究は、家族ストレス論の枠組みに依拠しつつ、家族がどのようにライフイベントに対処したかを検討する。縦断的データを分析したところ、以下の2点が明らかになった。1)出産を機に性別役割分業はさらに固定化され、妻の夫婦関係満足度は低下する。2)もともと社会経済的資源の少ない家族が離婚や失業を経験しやすい。夫が失業しても、性別役割分業が見直されることは少ない。妻による仕事と家庭の「調整」も難しい。経済環境は不安定ななか、社会全体でリスクを分かち合い、ライフコースを通じて女性の生活を支える仕組みを構築することが求められている。
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