研究課題
若手研究(スタートアップ)
不当な契約条項が無効とされる場合に、契約内容はどのように修正されるかという問題を、ドイツ約款法の議論をもとに検討した。その結果、次の問題を浮き彫りにした。(1)無効となる範囲を、当事者自身がどこまで限定することができるかという問題。(2)無効な条項に代わる規律の補充に際して、無効な条項の趣旨をどの程度考慮すべきかという問題。このように、不当条項規制の効果は、当事者の自由をどこまで尊重すべきかを考慮して決まる。
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阪大法学 58巻5号6号
阪大法学 58巻5号
ページ: 113-150
120005726480
阪大法学 58巻6号
ページ: 27-70
120005726501