研究課題
若手研究(スタートアップ)
青年が現実的な自己概念を作り上げる過程について面接・質問紙・実験研究を行った。その結果,(1)"長期的視点"や"他者視点"から自己を理解する重要性,(2)恥体験に対して自己を責め状況から撤退する者ほど,否定的現実の直視を回避する傾向があり,それが自己らしさの感覚を損ないうること,(3)自己への慈しみを活性化する介入が有効でありうることが示された。恥体験や否定的自己を,相対的・多面的・慈愛的に理解し扱うことが重要と示唆された。
すべて 2011 2010 2009
すべて 学会発表 (4件)