研究課題/領域番号 |
20830088
|
研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
理論経済学
|
研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
大津 敬介 上智大学, 国際教養学部, 助教 (50514527)
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2009
|
研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
|
配分額 *注記 |
2,275千円 (直接経費: 1,750千円、間接経費: 525千円)
2009年度: 702千円 (直接経費: 540千円、間接経費: 162千円)
2008年度: 1,573千円 (直接経費: 1,210千円、間接経費: 363千円)
|
キーワード | 途上国経済危機 / 国際金融市場 / 動学的一般均衡 / 全要素生産性 / 確率動学一般均衡分析 |
研究概要 |
本研究は、Chari, Kehoe and McGrattan(2007)による景気循環会計を小国開放経済に応用することにより、香港、韓国、タイの経済危機を分析する。定量分析の結果、生産効率性の歪みがそれぞれの国の生産の下落を説明するのに重要であるということが分かった。これに対し、投資や国際資本市場における歪みは直接的には重要ではないことが分かった。金融摩擦は、内生的な全要素生産性の下落を通じて、生産の下落を説明することができる。
|