研究課題/領域番号 |
20830105
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
高橋 華生子 早稲田大学, アジア太平洋研究センター, 助手 (80507905)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,198千円 (直接経費: 2,460千円、間接経費: 738千円)
2009年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2008年度: 1,768千円 (直接経費: 1,360千円、間接経費: 408千円)
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キーワード | アジア / NGO / 都市計画 / 住宅開発 / グローバル化 / アジア地域 / コミュニティ開発 / スラム / 国際NGO |
研究概要 |
本研究では、住開発の国際NGOであるハビタット・フォー・ヒューマニティ・インターナショナル(以下、HFHI)のアジア太平洋地域での活動を例にとって、多国展開を進めるNGOの戦略を検討し、NGOの志向性がグローバル化のなかでどのように変化しているかを分析した。2000年代中盤以降、HFHIは地元のNGOを活動主体とした分権型の組織体制を見直し、ナショナル・オフィスを中心とする集権型のモデルを導入し始めている。この転換の背景には、効率化/合理化を図って、活動範囲の拡大と団体の存続性を求めるNGOのあり方がある。グローバルな規模で市民社会レジームが台頭するなか、現代のNGOは従来からの「社会運動体」としての役割を超えて、「組織」として持続的に成長していく道を模索している。
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