歯科治療恐怖に対する認知行動療法プログラムの開発とその効果に関する実証的検討

• 研究課題/領域番号: 20830111
• 研究種目: 若手研究(スタートアップ)
• 配分区分: 補助金
• 研究分野: 臨床心理学
• 研究機関: 松本歯科大学
• 研究代表者: 古川 洋和 松本歯科大学, 歯学部, 助教 (60507672)
• 研究期間 (年度): 2008 – 2009
• 研究課題ステータス: 完了 (2009年度)
• 配分額: 3,133千円 (直接経費: 2,410千円、間接経費: 723千円); 2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2008年度: 1,573千円 (直接経費: 1,210千円、間接経費: 363千円)
• キーワード: 歯科治療恐怖 / 認知行動療法

研究概要

本研究の目的は,歯科治療恐怖に対して欧米で有効性が確認されている認知行動療法プログラムを開発し,わが国における標準的プログラムを提唱することであった。本研究では,(1)欧米におけるプログラムの展望(2)プログラムの適用可能性の検討,(3)有効性の検討,の3点から認知行動療法プログラムの開発と効果検討を行った。本研究の結果,開発された認知行動療法プログラムは,欧米で用いられているプログラムと同等の高い効果を有することが示された。

研究成果

• [雑誌論文] 歯科治療恐怖に対する認知行動療法の有効性-メタ分析による検討-
  • 著者名/発表者名: 古川洋和 ほか
  • 雑誌名: 心身医学 (印刷中)
  • NAID: 110007161312
  • 査読あり
• [学会発表] 歯科恐怖症に対するエクスポージャーの効果 (2010)
  • 著者名/発表者名: 古川洋和
  • 学会等名: 第2回日本不安障害学会学術大会
  • 発表場所: エル・おおさか(大阪府)
  • 年月日: 2010-03-06
• [学会発表] 歯科治療に対する恐怖と歯科受診の回避行動との関連-大学生を対象としたアナログ研究- (2009)
  • 著者名/発表者名: 古川洋和・穂坂一夫
  • 学会等名: 第35回日本行動療法学会
  • 発表場所: 幕張メッセ(千葉県)
  • 年月日: 2009-10-13
• [学会発表] 歯科医師に対する非機能的認知を有する歯科恐怖症患者の1例 (2009)
  • 著者名/発表者名: 穂坂一夫・古川洋和
  • 学会等名: 第1回日本心身医学5学会合同集会
  • 発表場所: 東京国際フォーラム(東京都)
  • 年月日: 2009-06-06
• [学会発表] Effects of one-session cognitive behavior therapy for dental phobia (2008)
  • 著者名/発表者名: Furukawa, H., Sakano, Y.
  • 学会等名: A meta-analysis Association for Behavioral and Cognitive Therapies 42nd Annual Convention
  • 発表場所: Swan & Dolphin Hotel(Orland, US)
  • 年月日: 2008-11-16
• [学会発表] Effects of one-session cognitive behavior therapy for Dental phobia : A meta-analysis. (2008)
  • 著者名/発表者名: Furukawa, et al.
  • 学会等名: Association for Behavioral and Cognitive Therapies 42^<nd> Annual Convention
  • 発表場所: Swan & Dolphin Hotel Orlando, US
  • 年月日: 2008-11-16
• [学会発表] 歯科治療恐怖に対する1セッションの認知行動療法-無作為化比較試験を対象としたメタ分析による検討- (2008)
  • 著者名/発表者名: 古川洋和・坂野雄二
  • 学会等名: 日本行動療法学会第34回大会
  • 発表場所: 日本教育会館(東京都)
  • 年月日: 2008-11-03
• [学会発表] 歯科治療恐怖に対する1セッションの認知行動療法-無作為化比較試験を対象としたメタ分析による有効性の検討- (2008)
  • 著者名/発表者名: 古川洋和, ほか
  • 学会等名: 日本行動療法学会第34回大会
  • 発表場所: 日本教育会館東京都千代田区
  • 年月日: 2008-11-03