研究課題/領域番号 |
20830112
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 中部学院大学 |
研究代表者 |
宮嶋 淳 中部学院大学, 人間福祉学部・人間福祉学科, 准教授 (00454299)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,912千円 (直接経費: 2,240千円、間接経費: 672千円)
2009年度: 1,326千円 (直接経費: 1,020千円、間接経費: 306千円)
2008年度: 1,586千円 (直接経費: 1,220千円、間接経費: 366千円)
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キーワード | 非配偶者間生殖補助医療 / DI者 / ナラティブ / ストレングス / ソーシャルワーク / 権利擁護 / 子の福祉 / AID / ART / 社会福祉 |
研究概要 |
本研究は、提供精子を用いた人工授精(=Artificial Insemination by Donor.以下「AID」とする.)をめぐり,AIDで生まれてくる子(=Donor Insemination people.以下「DI者」とする.)の願いとAIDを選択したカップルの願いの両立をめざすものである。 本研究ではソーシャルワークの立場から、DI者のヒューマンニーズに着目し、DI者のニーズが充足されるためには、他者や社会環境との対話が成り立つことが求められると仮定した. 本研究で得た結論は,「(仮)DI者相談センター」において、ソーシャルワークが機能することによって、DI者とDI者が対峙する他者やコミュニティ・社会環境との対話が促進され、ソーシャル・インクルージョンが保持された社会が成立し、「新しい家族」の福祉が保持される可能性が広がるというものである.
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