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生鮮サプライチェーンの変革に関する理論的・実証的分析

研究課題

研究課題/領域番号 20830129
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 商学
研究機関広島経済大学

研究代表者

広垣 光紀  広島経済大学, 経済学部, 講師 (80454867)

研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2009年度: 585千円 (直接経費: 450千円、間接経費: 135千円)
2008年度: 585千円 (直接経費: 450千円、間接経費: 135千円)
キーワード流通 / マーケティング / チャネル / サプライチェーン / イノベーション / 長期継続的取引関係 / 戦略行動 / 契約取引 / 小売 / スポット取引 / 商学 / 小売オペレーション / 卸売市場
研究概要

日本における、小売主導による流通構造の変革メカニズムを明らかにする研究の一つとして、2000年代においてとりわけ急激な変化を経験しつつある生鮮食品のサプライチェーンを取り上げ、次の3点について研究を行った。すなわち、(1)サプライチェーン変革の実態の把握、(2)変革をもたらす要因の抽出と検討、(3)変革に関する理論的分析である。(1)については、主に統計資料および生産者・卸・小売業者といった関連業者へのインタビュー調査、(2)については、主に文献調査およびアンケート調査、(3)については流通構造を分析する理論モデルを用い、それぞれ検討した。結果は以下の通り。(1)欧米の変革では、卸排除が進んだが、日本の変革においては卸・小売間の長期継続的取引関係が重要な位置を占めている。(2)欧米と異なる変革をもたらした、日本独自の要因として、商品バラエティ、生産者のリスク態度、卸売市場制度の歴史的経緯の3要因がある。(3)大規模小売業者には、卸売市場を利用した旧来のスポット的取引から、新たな調達方法である契約取引へとシフトさせる誘引があり、それは生産者、小売業者、そして消費者の余剰を増加させる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2010 研究成果報告書 ( PDF )
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2009 2008

すべて 雑誌論文 (2件) 図書 (2件)

  • [雑誌論文] サプライチェーンの変革とその要因2009

    • 著者名/発表者名
      広垣光紀
    • 雑誌名

      広島経済大学経済研究論集 30巻3・4号

      ページ: 209-229

    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [雑誌論文] サプライチェーンの革新とその要因2009

    • 著者名/発表者名
      広垣光紀
    • 雑誌名

      広島経済大学経済研究論集 32(3)

      ページ: 91-103

    • NAID

      40016955774

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [図書] 神戸大学大学院経営学研究科博士論文(日本の青果物流通の変革における理論的・実証的研究)2008

    • 著者名/発表者名
      広垣光紀
    • 総ページ数
      79
    • 関連する報告書
      2010 研究成果報告書
  • [図書] 日本の青果物流通の変革に関する理論的・実証的研究2008

    • 著者名/発表者名
      広垣光紀
    • 総ページ数
      79
    • 出版者
      神戸大学大学院経営学研究科博士論文
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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