研究課題
若手研究(スタートアップ)
ルテニウム錯体を触媒として用いたオレフィンの水和反応について調査し、ノルボルネン誘導体は対応するアルコールへと導くことに成功した。しかしながら、その他のオレフィンへの直接的な水和反応には成功しなかった。カルボン酸のオレフィンへの付加反応を軸とする間接的な水和反応も並行して調査したところ、4-アリルアニソールから1-(4-メトキシフェニル)プロパン-2-オールを好収率で得ることができた。この反応は、二段階であるが、オレフィンからアルコールへの変換の駆動力となる出発物質のカルボン酸は、定量的に回収することができた。
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Tetrahedron Letters issue21,No.50
ページ: 2806-2809
Tetrahedron Letters 51(21)
同志社大学理工学研究報告 50巻
ページ: 94-99
同志社大学理工学研究報告 50