研究概要 |
生体の機能を工学的なシステムと融合さる試みでは,細胞膜電位を数日から数年といった長期間,細胞膜や細胞内の機能計測を維持し続けること必要である.本研究では,長期間細胞内に機能計測が可能なプローブを多数同時に導入することを目的とし,細胞の運動性を利用してナノピラーを細胞内へ自己刺入させるナノ構造を提案してきた.マイクロウェル内に細胞を誘導、接着させ,細胞自らの力で細胞内にナノプローブを導入させる構造を作製した.マウス筋芽細胞株C2C12がナノピラーを細胞内に刺入させ,これが生存していることを確認した.
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