研究課題/領域番号 |
20870021
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
川北 篤 京都大学, 大学院・地球環境学堂, 助教 (80467399)
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研究協力者 |
加藤 真 京都大学, 大学院・地球環境学堂, 教授 (80204494)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
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キーワード | コミカンソウ科 / ハナホソガ属 / 絶対送粉共生系 / 共生系の進化的安定性 / 共進化 / 選択的中絶 / コマユバチ科 / 能動的送粉行動 / 進化的安定性 / 捕食寄生者 |
研究概要 |
生物種間の相利的な共生関係は、両者がそれぞれ利己的に振る舞いながらも、互いの利益とコストのバランスが釣り合っている状態と捉えることができる。しかし一方の生物が相手から過剰な搾取を行うと、両者の利益のバランスが崩れ、共生系が立ちゆかなくなることがある。本研究では植物とその花粉を運ぶ昆虫との間の送粉共生をモデルとし、共生者と相互作用をもつ第三者が、送粉者の過剰な搾取を抑制し、共生系の進化的安定性に寄与している可能性があることを明らかにした。
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