研究課題
若手研究(スタートアップ)
ヒノキ林において10年にわたって観測されたCO_2吸収量のデータを、衛星リモートセンシング、陸域生態系モデルと統合解析することでヒノキ林におけるCO_2吸収のメカニズムを明らかにした。ヒノキ林のCO_2吸収量の年々変動は、気象要素、特に夏季の日射量、気温が重要であることが明らかとなった。一方で、長期的な時間スケールでは植栽・伐採などの過去の攪乱の履歴が炭素収支を決定する要因として重要であることが明らかとなった。広域的なCO_2吸収量を評価するためには、リモートセンシングから得られる植物活性の評価に加えて、植栽歴や樹齢などの攪乱の情報を広域的に評価することが重要であることが明らかとなった。
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Biogeosciences 7
ページ: 959-977
J. Agric. Meteorl 65
ページ: 315-325
10029870120
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