研究課題/領域番号 |
20890080
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
免疫学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
生谷 尚士 富山大学, 大学院・医学薬学研究部(医学), 助教 (40513718)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2009年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2008年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 細胞・組織 / サイトカイン / B細胞 / 免疫学 |
研究概要 |
自然免疫に貢献する腹腔B-1細胞の恒常性の維持にはIL-5が必須である。B-1細胞の制御機構の解明にはIL-5産生細胞の同定が不可欠であるが、未だ同定には至っていない。本研究から腹腔において少なくとも2種類の免疫細胞がIL-5を産生しており、一つはCD3ε陽性CD4陽性のヘルパーT細胞であり、もう一方の細胞はc-kit抗原を発現していることが明らかとなった。2種類のマウスストレイン(C57BL/6とBALB/c)を用いてIL-5産生細胞を検出した結果、C57BL/6マウスではc-kit陽性細胞が、BALB/cマウスではヘルパーT細胞が主要なIL-5産生細胞であり、またBALB/cマウスにおいてはIL-5産生の亢進が観察された。そのためB-1細胞数を検討したところ、BALB/cマウスではC57BL/6マウスの約3倍のB-1細胞が確認され、B-1細胞のIL-5に対する応答性も亢進していた。これらの結果から、BALB/cマウスでみられる接触性皮膚過敏症の増悪は腹腔でのIL-5産生細胞とIL-5産生量の違いから生じるB-1細胞の増加が一因ではないかと考えられる。
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