研究課題/領域番号 |
20890104
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
西村 幸香 三重大学, 大学院・医学系研究科, リサーチアソシエイト (60456738)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2009年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2008年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | パニック障害 / 不安 / 前頭葉 / 認知 / 記憶 / 情動 / 自律神経反応 / 大脳辺縁系 |
研究概要 |
パニック障害発症のメカニズムを明らかにすることを目的として、健常成人における情動記憶課題遂行中の皮膚電気反応と不安との関連、及びパニック障害患者における発症時の臨床的特徴がその後の転帰に及ぼす影響について検討し、高不安者では、抹消の活動が不安定であることが記憶の再生に影響を与えていること、パニック障害患者においては、初発パニック発作を体験した場所によって臨床的特徴が異なることが認められた。これらの成果より、パニック障害発症には抹消から中枢までの多数の領域が関与することが推測される一方で、パニック障害は必ずしも一つの疾患ではなく、臨床的特徴によって複数の病態に分かれる可能性が示唆された。
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