研究課題/領域番号 |
20890116
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研究種目 |
若手研究(スタートアップ)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
呼吸器内科学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
木田 博 大阪大学, 医学部附属病院, 特任助教(常勤) (80512988)
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研究分担者 |
吉田 光宏 大阪大学, 大学院・医学系研究科, 助教 (90359844)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
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キーワード | 幹細胞 / 肺癌 / Stat3 / ウレタン / ナフタレン / ノックアウトマウス / 気道上皮幹細胞 / 肺腫瘍 / 気道上皮修復 / インターロイキン-6 / gp130 / STAT3 / 肺特異的ノックアウトマウス |
研究概要 |
肺上皮細胞特異的Stat3ノックアウトマウス(Stat3^<Δ/Δ>)を用いてウレタン誘導肺腫瘍モデルを試したところ、Stat3^<Δ/Δ>ではコントロールマウスと比べ、肺腫瘍成長が抑制された。肺腫瘍細胞Stat3は腫瘍成長に不可欠であることが示唆された。免疫組織化学的検討では腫瘍細胞の分化、増殖、腫瘍血管形成に差を認めなかった。一方気管支肺胞洗浄を用いた検討では、局所炎症はStat3^<Δ/Δ>で有意に増加しており、Stat3^<Δ/Δ>では炎症促進作用を介した腫瘍抑制作用があることが示唆された。
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