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細胞極性化システムを用いた幹細胞のエナメル芽細胞、象牙芽細胞への誘導法の確立

研究課題

研究課題/領域番号 20890136
研究種目

若手研究(スタートアップ)

配分区分補助金
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関岡山大学

研究代表者

黒坂 寛  岡山大, 医歯(薬)学総合研究科, 助教 (20509369)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
3,302千円 (直接経費: 2,540千円、間接経費: 762千円)
2009年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2008年度: 1,742千円 (直接経費: 1,340千円、間接経費: 402千円)
キーワード歯 / 発生 / 細胞極性 / 再生医療
研究概要

本研究の日的は歯の発生における綱胞極性に関わる分子の機能解析であった。また、その解研ツールとして我々の研究室での歯胚再構成の系の確立及び精度の高いin situ hybridization法の確立が必要であった。従来の歯胚再構成の方法(Nakao et al. Nat Methods.2007Mar;4(3):227-30.)は胎生14.5日目の歯胚を摘出し、上皮と間葉を分離後、単一細胞にまで解離させ、再構成を行う。本研究では主に象牙質の細胞の極性獲得に焦点を絞るため、また、より多くの再構成歯胚を一度に作製する為に、胎生14.5日の間葉は単一細胞にまで解離させ、上皮は組織のまま行う方法に変更して行った。この事により、一度に多くの再構成歯胚の形成が可能となり、本研究のみならず、象牙芽細胞の分化及び極性獲得に関する研究が飛躍的に進む事が予想さわる。また、それと同時にin situ hybridizationの方法も改善し、より弱い遺伝子発現シグナルでも解析する事が可能となった。さらに、出生直後のマウス頭部切片を細胞極性獲得に関係のある分子群を認識する抗体(anti-ASIP/PAR-3)で染色し、臼歯部象牙質にて発現を確認した。この事は象牙芽細胞が他の細胞極性を持つ細胞(上皮細胞等)と細胞極性を獲得するメカニズムが類似している可能性を示唆したものであり、象牙芽細胞分化に関する新しい知見となる可能性がある。

報告書

(1件)
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2008

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 歯の発生におけるヘパラン硫酸の役割について2008

    • 著者名/発表者名
      黒坂 寛, 早野 暁, 山城 隆
    • 学会等名
      第67回 日本矯正歯科学会大会
    • 発表場所
      千葉
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2016-04-21  

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